バルトゥイエ・ラポラオ [2015] カストロ・ベントーサ

最もクールなパラヘ（単一畑）エル・ラポラオ
カストロ・ベントーサの単一畑産のスペシャルキュヴェ、ついに日本でもちゃんと販売できるようになりました。しかも素晴らしいヴィンテージの2015年なんです。
天才醸造家ラウル・ペレスがつくる３つの単一畑産ワイン。今回初めて "Vaituille Villegas" と "Vaituille Rapolao" を購入できました。"Vaituille La Cova de la Raposa" は過去一度、30本のみ購入できたが素晴らしいワインでした。
この３つはもちろん最高層のグラン・ビノ・デ・ビーニャ・クラシフィカーダ(*1)に属することができるがラウル・ペレスは『私はワインを造ることだけに集中したい。委員会への申請など、書類づくりや手続きのための時間はない』と言い、ウルトレイアの申請はしないと言っていますがこちらのカストロ・ベントーサは申請をあげているそうです。
(*1)グラン・ビノ・デ・ビーニャ・クラシフィカーダとは
Gran Vino de Vina Clasificada
ビエルソ原産地呼称の区画台帳に登録される、同じパラヘの中の単一区画あるいは隣接する複数区画の葡萄の葡萄100％を用いる。また、最低10年はビノ・デ・ビーニャ(Vino de Villa=畑ワイン)の典型として造られ、D.O.委員会の専門委員によって品質を認められること。1haあたりの収穫量はビノ・デ・ラ・レヒオン (Vino de la Region=地方／地域呼称)のそれよりも35％少ないこと。

樹齢80年の畑から収穫されるメンシアを主体としてその他土着品種を醸造。畑の土壌は粘土質と有機物。気候は大西洋気候と大陸性気候の影響を受けています。畑の方角は北西です。発酵は5 000リットルのフードルで伝統的な手法にて全ての工程は行われ、マセラシオンは長めに行います。熟成はフレンチオークの樽で12ヶ月間行います。
生産本数：1 200本
テクニカル・データ