PARAY: THE COLLECTION 【CD】

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ポール・パレー・コレクション(25CD)
定評ある米Mercuryによる録音を中心に、米VOX、仏Columbiaによるセッション録音のほか、ライヴ音源も収録。録音年代は1934年から1962年で、多くがステレオとなっています。
パレーは1979年に93歳で亡くなるまで現役で指揮していたという頑健な体の持ち主で、出演契約も1981年まであったといいます。
このセットでは、パレー全盛期のデトロイト時代の1950~60年代の録音と、コロンヌ管弦楽団を指揮した1930~40年代の録音を収録しており、40代なかばから70代なかばのパレーの力強いスタイルを満喫できるほか、自作のジャンヌ・ダルク・ミサも楽しめます。>
パレーの芸風
冴えたリズムと決してもたれないイントネーションをベースにした見通しの良い声部バランスの中、絶妙にソロ・パッセージを際立たせたり、瞬時に響きやテンポを切り替えたりする時の面白さはパレーならでは。
近代フランスのオーケストラ公演の特徴
20世紀なかばまでのフランスでは、同時代作品がオーケストラ公演の主役であることが多く、作曲者や関係者が存命だったりすることから、指揮者が個人的な趣味や解釈に向かいにくく、また、記譜も近代的だったりするので、楽譜に即した描き分けや、楽器ごとの表現力が求められるため、パレーの基本スタイルとは相性が良かったと考えられます。
作曲家パレー
パリ音楽院で和声一等賞、対位法二等賞を獲得。卒業後、ローマ大賞にチャレンジして2位となり(わけあり)、翌年大賞を受賞。そしてローマのヴィラ・メディチに2年間留学という経歴は、同時代音楽が盛んだった当時のフランスでは、作曲家として順風満帆な船出でした。しかし、第1次大戦の開戦がパレーの生活も社会も大きく狂わせてしまいます。
指揮の勉強
パレーは19世紀生まれの多くの指揮者と同じく、指揮を専門に勉強してはいませんでしたが、幼少期から父の指揮するオラトリオなどのリハーサルに参加していたことは、指揮の英才教育と見ることもできます。
また、作曲家として楽譜に精通し、さらに、オルガン、ピアノ、チェロ、ティンパニまでこなすというマルチな楽器演奏能力や、長年聖歌隊で歌っていたという経験も、アンサンブルをつくりあげるために有益なものとも考えられます。
フランスのヴァカンス&カジノ文化
パレーが指揮を本格的に始めたのは、第1次大戦での3年半に及ぶ俘虜生活から解放され、生活のためにピレネーのカジノに雇われた33歳の時でした。
当時フランスでのカジノ営業は都市部では禁じられており、また、法律で遊興施設には劇場と飲食設備が含まれることが定められていたことから、富裕層が多く集まる保養地や観光地の大型カジノでは集客競争に文化施設の充実が欠かせなくなり、劇場目的のヴァカンス客も増加し、大小さまざまな規模でクラシックの演奏会やオペラ上演がおこなわれるようになります。
音楽家たちのヴァカンスを兼ねた稼ぎ場所
資金力のある大型カジノでは、利用客の音楽需要を前提に、フランス各地から集まる音楽家によって楽団を編成していました。たとえばパリのラムルー管弦楽団やコロンヌ管弦楽団、パドルー管弦楽団、パリ・オペラ座管弦楽団といったオーケストラの楽員たちが、ヴァカンスも兼ねてシーズン・オフの収入減をカバーする目的で各地のカジノで演奏していたのです。
カジノ生まれの指揮者
作曲家パレーの指揮者としての初仕事は、そうしたカジノのオーケストラを指揮するというものでした。
楽員それぞれの腕前は一流ながらも臨時編成という条件付きのカジノの楽団を短時間でまとめあげるプロセスは、指揮者としての腕を磨くには絶好の機会でもあったようで、同じく各地のカジノの楽団を指揮した11歳年長のピエール・モントゥー[1875-1964]と共に、パレーは後年、「オーケストラ・ビルダー」と称えられることになります。
そして最初の職場であったピレネーのカジノの楽団の中にラムルー管のメンバーがいたことから、翌1920年、パレーのもとにラムルー管弦楽団を指揮する話が舞い込み、見事パリ・デビューを成功させることに繋がります。さらに、デビュー8日目に副指揮者、8か月で首席指揮者という異例の抜擢を受け、その後の飛躍のきっかけともなっていました。
晩年は再びカジノ
長年に渡って世界で活躍したパレーは、1962年、76歳の時にフリーランスになり、翌年モナコ公国モンテ・カルロに移住します。
その少し前には、ド・ゴール大統領がモナコ公国の租税回避地状態に怒り心頭で、長年に渡ってフランスの富裕層や企業の転出に繋がっていると抗議、国境付近で様々な威嚇行動までおこなっていましたが、モナコ公国が税制優遇からフランス人を除外することで事態がなんとか収拾。
以後、パレーはモンテ・カルロを拠点に、93歳で亡くなるまでの16年間、世界各地のオーケストラに客演する生活を送りますが、中心になるのはモンテ・カルロで、79歳の時にはモンテ・カルロ国立歌劇場管弦楽団を引き連れて北米43公演という長期ツアーまでおこなっていたほどです。
 収録情報
Disc1
● イベール:交響組曲『寄港地』
デトロイト交響楽団
Rec:March 1962
● ラヴェル:ラ・ヴァルス
デトロイト交響楽団
Rec:March 1962
● ラヴェル:クープランの墓
デトロイト交響楽団
Rec:April 1959
● ラヴェル:道化師の朝の歌
デトロイト交響楽団
Rec:March 1962
● ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
デトロイト交響楽団
Rec:March 1962
● ラヴェル:スペイン狂詩曲
デトロイト交響楽団
Rec:March 1962

Disc2
● エロール:『ザンバ』序曲
デトロイト交響楽団
Rec: November 1960
● オーベール:『王冠のダイヤモンド』序曲
デトロイト交響楽団
Rec: November 1960
● サン=サーンス:『サムソンとデリラ』~バッカナール
デトロイト交響楽団
Rec: March 1961
● ビゼー:『カルメン』~ジプシーの踊り
デトロイト交響楽団
Rec: March 1962
● ベルリオーズ:『カルタゴのトロイ人』~王の狩と嵐
デトロイト交響楽団
Rec: March 1962
● マスネ:序曲『フェードル』
デトロイト交響楽団
Rec: March 1962
● トマ:『ミニヨン』~ガヴォット
デトロイト交響楽団
Rec: March 1962
● グノー:『ファウスト』からバレエ音楽
デトロイト交響楽団
Rec: March 1962

Disc3
● ワーグナー:『ニュールベルクのマイスタージンガー』コンサート用組曲
デトロイト交響楽団
Rec:February 1960
● ワーグナー:『ワルキューレ』~ヴォータンの告別と魔の炎の音楽
デトロイト交響楽団
Rec:February 1960
● ワーグナー:『神々の黄昏』~夜明けとジークフリートのラインへの旅
デトロイト交響楽団
Rec:March 1956
● ワーグナー:『トリスタンとイゾルデ』第3幕への前奏曲
デトロイト交響楽団
Rec:March 1956
● ワーグナー:『さまよえるオランダ人』序曲
デトロイト交響楽団
Rec:February 1960
● ワーグナー:『リエンツィ』序曲
デトロイト交響楽団
Rec:February 1960
● ワーグナー:ジークフリート牧歌
デトロイト交響楽団
Rec:March 1956

Disc4
● トマ:『ミニヨン』序曲
デトロイト交響楽団
Rec:November 1960
● トマ:『レーモン』序曲
デトロイト交響楽団
Rec:November 1960
● ビゼー:『カルメン』組曲
デトロイト交響楽団
Rec:November 1956
● ビゼー:序曲『祖国』
デトロイト交響楽団
Rec:March 1958
● ビゼー:『アルルの女』第1組曲
デトロイト交響楽団
Rec:November 1956
● ビゼー:『アルルの女』第2組曲
デトロイト交響楽団
Rec:November 1956

Disc5
● ルーセル:組曲ヘ長調 op.33
デトロイト交響楽団
Rec:March 1957
● シャブリエ:狂詩曲『スペイン』
デトロイト交響楽団
Rec:November 1960
● シャブリエ:歌劇『いやいやながらの王様』~ポーランドの祭り
デトロイト交響楽団
Rec:November 1960
● シャブリエ:歌劇『グヴァンドリーヌ』~序曲
デトロイト交響楽団
Rec:November 1960
● シャブリエ:歌劇『いやいやながらの王様』~スラヴ舞曲
デトロイト交響楽団
Rec:November 1960
● シャブリエ:楽しい行進曲
デトロイト交響楽団
Rec:April 1959
● シャブリエ:気まぐれなブーレ
デトロイト交響楽団
Rec:March 1957
● シャブリエ:田園組曲
デトロイト交響楽団
Rec:November 1960

Disc6
● ドビュッシー:夜想曲
デトロイト交響楽団
Rec:March 1961
● ドビュッシー:小組曲
デトロイト交響楽団
Rec:April 1959
● ラヴェル:バレエ『ダフニスとクロエ』第2組曲
デトロイト交響楽団
Rec:March 1961
● ラヴェル:高雅にして感傷的になワルツ
デトロイト交響楽団
Rec:April 1959
● ラヴェル:ボレロ
デトロイト交響楽団
Rec:March 1958

Disc7
● オーベール:『青銅の馬』序曲
デトロイト交響楽団
Rec:April 1957
● オーベール:『フラ・ディアヴォロ』序曲
デトロイト交響楽団
Rec:April 1957
● オーベール:『マッサニエロ』序曲
デトロイト交響楽団
Rec:April 1957
● スッペ:『美しいガラテア』序曲
デトロイト交響楽団
Rec:November 1959
● スッペ:『スペードの女王』序曲
デトロイト交響楽団
Rec:November 1959
● スッペ:『軽騎兵』序曲
デトロイト交響楽団
Rec:November 1959
● スッペ:『詩人と農夫』序曲
デトロイト交響楽団
Rec:November 1959
● スッペ:『ウィーンの朝・昼・晩』序曲
デトロイト交響楽団
Rec:November 1959
● スッペ:『ボッカチオ』序曲
デトロイト交響楽団
Rec:November 1959

Disc8
● オッフェンバック:『美しきエレーヌ』
デトロイト交響楽団
Rec:April 19592
● オッフェンバック:『天国と地獄』序曲
デトロイト交響楽団
Rec:April 1959
● オッフェンバック:『ホフマン物語』組曲
デトロイト交響楽団
Rec:April 1959
● ロッシーニ:『ウィリアム・テル』序曲
デトロイト交響楽団
Rec:January 1959
● グノー :あやつり人形の葬送行進曲
デトロイト交響楽団
Rec:April 1959
● サン=サーンス:フランス軍隊行進曲
デトロイト交響楽団
Rec:April 1959
● サン=サーンス:英雄行進曲
デトロイト交響楽団
Rec:April 1959
● マイアベーア:戴冠行進曲
デトロイト交響楽団
Rec:April 1959
● ルージェ・ド・リール:ラ・マルセイエーズ
デトロイト交響楽団
Rec:April 1959
● アダン:『たれもし王者なりせば』序曲
デトロイト交響楽団
Rec:November 1960
● ルーセル:バレエ組曲『くもの饗宴』
デトロイト交響楽団
Rec:1953

Disc9
● ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調 op.21
デトロイト交響楽団
Rec:January 1959
● ベートーヴェン:交響曲第2番ニ長調 Op.36
デトロイト交響楽団
Rec:January 1959
● モーツァルト:交響曲第35番ニ長調 K. 385 『ハフナー』
デトロイト交響楽団
Rec:October 1956
7150円PARAY: THE COLLECTION 【CD】CD・DVDCD

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